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mtrコマンドの使い方

tracerouteとpingを組み合わせたネットワーク診断ツール。ネットワークの遅延やパケットロスを可視化できる。

構文

mtr [options] host

オプション一覧

  • -c: パケット送信回数(count)を指定する。デフォルト値より多めに設定して通信の安定性を評価する際に使用する。
  • -r: レポートモードで実行する。対話型ではなく結果のみを出力するため、ログ保存や自動化処理に最適。
  • -n: ホスト名の名前解決(DNS逆引き)を行わず、IPアドレスのみを表示する。DNSの遅延を排除したい場合に有効。
  • -i: パケット送信の間隔(interval)を秒単位で指定する。デフォルトの1秒よりも短い間隔でスパイク的な遅延を検知する際に使用する。
  • -T: TCP SYNパケットを使用して測定を行う。通常のICMPがファイアウォールでブロックされている環境で経路調査を行う際に必須。
  • -s: 送信するパケットのサイズ(bytes)を指定する。大きなサイズのパケットによるMTU制限やネットワーク負荷のテストに使用する。
  • -z: AS(自律システム)番号を表示する。インターネット上の経路を組織単位で追跡し、どこのISPや組織で遅延が発生しているかを特定する際に使用する。

使用例